ハワイの有名プリスクール厳選の英語絵本
おうち英語をやりたいけどどんなことやったらいいの?
それなら英語の絵本の読み聞かせがおすすめ!
我が家の3歳2ヶ月の息子は現在ハワイの現地プリスクールに通っています。
3歳までずっと日本に住んでいて、親も100%日本語で話しかける環境にいたので、プリスクール入園時は、「Hi」と「Bye」しか言えないほどの英語力。
そんな息子の英語の語彙力が爆伸びしているんです。
もちろん現地の環境にいることは大きな理由になっていることは間違いないのですが、そんなスクールライフの中でかなり影響を与えてくれているのが、毎日読み聞かせてくれる英語絵本。
息子が現在通っているプリスクールは、ハワイでは知らない人はいないくらい教育カリキュラムに定評のある有名校。
3歳といえどあなどるなかれ。
ハワイのプリスクールの学費は1ヶ月平均1500ドルを超え、高額なところでは1ヶ月2000ドルするところもあります。
そんな高額な学費を払ってまで我が子を通わせるのだから、スクールが提供するカリキュラムの質には、ハワイの親たちはとても強い関心があるんです。
小学校以降の学力の差は、プリスクールで決まると言っても過言ではないくらい歴然とした差が出る!とよくママたちの間で話になるくらい。
そんなハワイの教育熱心なママたちがこぞって太鼓判を押す、評判の良いプリスクールが厳選している英語絵本を知りたくないですか?
今回は、入学したばかりの英語が全くしゃべれない3歳児が特に気に入った絵本7選を紹介します!
英語がネイティブでなくても楽しんで読める本ばかりだよ!
おすすめの英語絵本7選
絵本タイトル | 絵本表紙 |
---|---|
It’s Okay to be different | |
The Color Monster | |
Brown Bear Brown Bear What Do you see? | |
My Crayons Talk | |
Dog’s Colorful day | |
Bouce | |
Pete the Cat |
でも自分がそもそもネイティブじゃないし、ちゃんとした発音で読み聞かせする自信ない。。
大丈夫!あることに気をつければ発音が完璧じゃなくても問題ないよ!
英語の絵本を読み聞かせるコツ
ネイティブの発音を聞く時間を読み聞かせの時間以上取ること
はて?いったいどういうことなのか?
これから絵本のおすすめポイントと、読み聞かせのコツについて詳しく解説していきます!
- 英語圏のプリスクールが推奨している英語絵本
- 教育現場のプロが選ぶ英語基準
- ネイティブじゃないけど英語の絵本を自宅で読み聞かせする際のコツ
早速行ってみましょう〜!
おすすめ絵本7選詳細
おうち英語での読み聞かせ。
即効的な効果は出ずとも、日進月歩。日々の習慣が必ず実を結ぶとスクールからも言われていて、我が家でも少なくとも毎日1冊は読み聞かせています。
今回紹介する絵本は、息子にとって英語での絵本読み聞かせが好きになるきっかけになった本たちです。
おすすめ英語絵本1:IT’S OKAY TO BE DIFFERENT
アフターコロナでまた日本に訪れる外国人も増えていますかね?
日本のどの地域に住んでいるかにもよるとは思いますが、日本人以外の人種となかなか触れ合う機会がない人もいるのでは?
この絵本は、「みんな違ってみんないい」という意味の絵本で、どんな人も肯定して、あらゆる多様性を認め合うことの大切さを教えてくれる本。
なかなか難しいテーマでありながらも、色鮮やかでポップな絵が子供たちも興味を持ちやすくなっいて、それぞれ違う部分があるということ、そして「一緒である必要はない、違ってもいいんだ!」ということが分かりやすく描かれています。
私が読んでいて興味深かったことは、人と違う多様性が、人種、肌の色、髪の色など見た目だけに留まっていなかったこと。
お母さんが2人いたっていいというフレーズや、養子でもいいというフレーズは、日本よりもずっと多角的な家族の形があるアメリカらしい絵本だと感じました。
おすすめポイント
- 人の多様性教えられる
- 色がポップで子供の興味を持ちやすい
- 1ページ1〜2フレーズで親の読み聞かせの負担も少ない
おすすめ英語絵本2:THE COLOR MONSTER
スペイン・バルセロナ出身のAnna Llenas氏によるこのTHE COLOR MONSTERという絵本。
世界各国で翻訳されて発売されている大人気ベストセラー絵本です!
日本語訳もある人気絵本だね!
一見色を教えてくれる絵本かと思いきや、感情を色で表したお話。
いろいろな感情が混ざって混乱してしまった一匹のモンスターが主人公。それぞれの感情を色ごとに分けて整理していく物語です。
息子に「今日学校何が楽しかった?」と聞いた時、「絵本が楽しかった。」と答えた印象深い本です。
3歳は赤ちゃんでもないけれど、まだまだ感情の爆発が連続して起こる繊細な年齢ですよね。嬉しい、楽しい、悲しい、怒る、という感情を一緒に考えるいい絵本だと感じました。
突然息子がRed is Angry Color garrrrr!と言ったんだけど、この本から学んできたみたい。
今回紹介する絵本の中では、文章が少し長めなので、3歳には少し難しい部分もありますが、感情を知るという目的では十分理解できると思うし、長く読める本だと感じました。
英語Ver.
日本語Ver.
おすすめポイント
- 説明が難しい感情の表現を色で分かりやすく伝えてくれる
- ポップアップブックバージョンもあり、色彩が綺麗で目にも楽しい
- 日本語訳のバージョンもあるので両方読み聞かせることができる
おすすめ英語絵本3:Brown Bear Brown Bear What Do You See?
これは日本でも大人気の絵本ではないでしょうか?
はらぺこあおむしでも有名なエリックカール作の絵本「Brown Bear Brown Bear What Do You See?」。
息子のプリスクール火曜プリスクールのとある1週間はエリックカールウィークでした。
エリックカールの絵本の中でもはらぺこあおむしがダントツ人気だと思いきや、3歳児から熱い支持を受けるのがこのBrown Bear~なんだとか。
テンポの良いリズムで色鮮やかな動物たちが登場するこの絵本。
視覚で楽しむはっきりとした色合い、一眼でわかる可愛らしい動物たち、そしてリズムに合わせて読みたくなる店舗のよい文章が、英語圏の子供たちにも大ウケなんです。
さすが世界中で愛されている名作絵本のひとつです。
このBrown Bear〜はシリーズ化されていますよね。
この週のプリスクールでは、シリーズ全部を読み聞かせていましたよ。1つハマれば、他のシリーズを読むことでもっと色や動物を英語で楽しく覚えるいいチャンスになりますね。
世界中でのベストセラー絵本なので、こちらも日本語訳があります。
英語と比較して読んでみても楽しいですよ。
おすすめポイント
- はらぺこあおむしで有名なエリックカールのベストセラー絵本
- 色と動物をリズムに乗りながらテンポよく分かる
- 日本語訳のバージョンもあるので両方読み聞かせることができる
おすすめ英語絵本4:My Crayons Talk
続いても色を題材にした絵本。
My Crayons Talkの文中に現れるフレーズ、”Yackity Clackity Talk Talk Talk”という部分がなんとも可愛らしく印象に残ります。
この”Yackity Clakity”というこの本ならではの造語ですが、日本語に訳すと「ぺちゃくちゃおしゃべり」といったニュアンスでしょうか?
声に出して読んでみると本当にキャッキャしている雰囲気が出るんですよ。
内容は、それぞれのクレヨンが、色に合わせたシーンを描き出すお話です。
たとえば紫は「おいしい!」と叫んだ。というフレーズとともに風船ガムがプウッと膨らんでいるかわいい絵が添えられています。
「子供もやってみたい!」「知りたい!」がしっかりそれぞれの色で表現されているところが、惹きつけられる魅力かな?と感じました。
単語自体は決して難しくないですし、1フレーズも短めなので、読み手の負担も軽いですよ。
アメリカの教育機関で多く推薦されて読まれている人気な本です。
おすすめポイント
- 日本でまだ知られていないアメリカのプリスクールでよく読まれている本
- 色に合わせたかわいい動物や情景が描き出されている
- 1フレーズが短いので読み手の負担も軽い
おすすめ英語絵本5:Dog’s Colorful day
続いても色を題材にした絵本です。
色をテーマにしている絵本は色彩も綺麗ですし、英語を学びたての子供にも楽しく読むことができるんですよね。
プリスクールでも色をテーマにした1週間があって、毎日続けていろんな色を題材にした本を読み聞かせてくれました。
この絵本では、左耳に丸い黒ぶちのある白い犬が、出かけた先々でジャムやペンキなど、いろいろな物が身体についていって、どんどんカラフルなドットが増えていくというお話です。
今はドットな何個になったね!というフレーズが繰り返されるので、色だけでなく数も一緒に知れるんですよ。
同じリズムでストーリーが進んでいく音の感じと、分かりやすく犬がどんどんカラフルになっていく様が、こども受け抜群なテイストです。
おすすめポイント
- かわいい絵とカラフルになっていく犬が可愛らしい
- 色だけでなく数も一緒に分かりやすく学べる
- 同じフレーズの繰り返しなので、読み手も気軽に読める
おすすめ英語絵本6:Bouce
タイトルのとおり、「Bouce(跳ねる)」することがどういうことなのか?いろいろなシチュエーションを例に教えてくれる絵本。
最初は、単純に生き物が跳ねる様子から始まるのですが、本の中盤からはこんなシチュエーションで跳ねたらどうなる?と想像力に問いかける形になっていきます。
たとえば、「お友達と一緒にBounce(ジャンプ)したら楽しいけど、それがソファーの上だったら?」だったりだとか、「水たまりの中にBounce(飛び込む)なら、長靴を履いた方がいい」など、いろんなシーンが描かれていて楽しいですよ。
おすすめポイント
- 「跳ねる」という動作についていろんな例を元に学べる
- もの、生き物、シチュエーション別の跳ねるシーンで考える力がつく
- 絵がかわいく色鮮やかなので視覚にも楽しい
おすすめ英語絵本7:Pete the Cat I love my white shoes
日本語でも翻訳されている「ねこのピート」。
アメリカでは、幼児期に読んだことがない子供はいないくらい有名な絵本です。
この絵本を元にレッスンプランを組むプリスクールも多いんだよ!
シリーズ化されていて、いろいろなバージョンのお話がありますが、このPete the Cat I love my white shoesは白い靴がいろいろな色に変わっていくお話。
「Oh!No!」というフレーズでどんどん色が変わっていくきっかけが起こるのですが、こどもって「Oh!No!」ってセリフ、大好きですよね。笑
そして、Pete the Catはどのシリーズにおいても言えるのですが、とにかくリズムとテンポがいい!
英語特有の言い回しも学べますし、読んでみる価値ありですよ。
おすすめポイント
- ねこのピートのポジティブな行動に元気がもらえる
- 英語特有の表現や言い回しが学べる
- 色あざやかな絵が可愛く子供受けがよい
英語絵本の読み聞かせを効果的にするコツ
私は英語の絵本を子供に読み聞かせる上で1つ心配なことがありました。それがずばり、
私の英語の発音があまりよくないということ
これは非ネイティブの親が子供に英語教育をしたいにあたって、必ず頭をよぎる悩みではないかなぁと思います。
この件について、プリスクールの先生に相談をしてみました。
ハワイは、英語を第一言語にしない子供たちがたくさんたくさんいるアメリカの中でも、特殊な環境です。
そんな子供たちの中は、私のように英語があまりしゃべれない親を持つことも少なくありませんが、みんな英語は自然と身につけていきます。
もちろん学校生活を含む家庭外の生活全てが英語なわけですから、習得していって当たり前ではありますが、だからと言って絵本の読み聞かせをしなくてもいいというわけではありません。
絵本の読み聞かせが多ければ多いほど、子供たちの語彙力は増え、想像力は増します。
英語に触れる機会、語彙力の育成、そういった観点から見た英語の読み聞かせにおいて、発音は親たちが気にするほど、大きな影響は与えないといいます。
とはいっても、間違ったや発音や非ネイティブの音を覚えては困るという家庭では1つのことを意識してみたらいいそうです。
それは、
ネイティブの発音を聞く時間を読み聞かせの時間以上取ること
ネイティブの発音を習慣的に耳にすることで、もし最初に聞いた英単語やフレーズが非ネイティブの発音だったとしても、正しい発音に矯正されていくんだとか!
親はしゃべれなくても子供の英語発音がとってもいい家庭は確かにとっても多い!
私たち家族は現在ハワイ在住なので、日常で英語を聞く機会は多くありますが、日本で生活している場合は少し英語に触れる機会をもつ意識が必要ですね。
家庭内でできることなら、英語の民謡などの音楽をかけ流したり、Youtubeの英語チャンネルなどを視聴したりすることももちろん良いのですが、リアルな会話やコミュニケーションを実践する機会があるとより効果的です。
最近では、英会話教室だけでなく、学童の代わりとして利用できる施設で親の付き添いを必要とせずに英語を学ぶことができるんですよね。
そして、オンライン英会話のかなり選択肢が増えてきて、自宅で簡単に英会話を体験できるところも魅力的です。
いかがでしたか?
参考になる絵本があったら嬉しいです。
ぜひおうち英語の読み聞かせに取り入れてみてください!
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