韓国人が認めるハワイで美味しいキムチはどこで買える?
多国籍な文化が集まるハワイ。
韓国文化ももちろん例外にあらず、ハワイでも本場韓国顔負けの美味しいキムチが手に入るんですよ。
韓国人好みの本格的なキムチが売っているお店
- Hマートカリヒ店
Hマートカリヒ店のキムチが韓国人から愛される3つの理由
- 専属のキムチ職人が作っているから
- 30年以上続いている老舗韓国スーパーだから
- 手作りにも関わらず良心的な価格設定だから
今日ご紹介する場所はワイキキから空港方面に車で20分ほど走らせた場所にある「Hマート カリヒ店」。
Hマートはカカアコにもあるのになぜカリヒまで車を出す価値があるのか!?
早速詳細を見てみましょう!
韓国人お墨付きの美味しいキムチはここにある!
- オアフ島ホノルル市内で韓国人好みの本格派キムチが買える場所
- Hマートカリヒ店の様子
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ことの発端は韓国人義母との会話から
ある日、韓国人の義母からこんな一言が。
あなたたち、キムチはどこで買って食べているの?
(너네 김치는 어디서 사 먹니?)
…えっと、コストコです。
(…오 코스코에서요.)
アイゴーーー!!(なんてこと)
(아이구——!!)
そんなところでは買ってはいけないと言わんばかりの反応でちょっと驚きました。笑
コストコキムチは日本でも売っている、チョンガキムチ(宗家キムチ)で結構美味しいんですよ。
私は日本仕様になっている甘めのキムチはあんまり好きでないのですが、宗家キムチは比較的本場の味に近いと思っていて、日本でもいつも買っていました。
本場のキムチは甘さ控えめで酸味と辛味のバランスが良いのが特徴だよ!
日本でもハワイでも、わざとこのおっきいキムチを買って、最初はそのままお漬物としていただいて、最後に発酵が進んで酸っぱくなったらチゲにしたり、焼きキムチにしてサムギョプサルと一緒に食べたりしていました。
でも確かに日本の宗家キムチは結構美味しいのですが、ハワイのものは最初からちょっと酸味が強すぎるなぁと思っていたんですよね。
やっぱり韓国出身の皆さんからしても…ちょっと違うらしい。笑
そこで義母が夫に「キムチはいつもクイーンズスーパーマーケットで買っていたじゃない。なんであそこに行かないの!」と教えてくださったんですよね。
そのクイーンズスーパーマーケットというのが、現在Hマートに名前を変えて運営しているそうなのです。
それにしても食事の心配をする話の流れで、キムチの購入場所を聞かれるなんて、あぁ、私は韓国系のお家にお嫁に来たんだなぁ〜と、ようやく実感しました。笑
Hマートカリヒ店のキムチがハワイ在住韓国人に愛される3つの理由
さて、旧クイーンズマートこと、Hマートカリヒ店のキムチ。
一体どんな理由でハワイ在住の韓国人から愛されるのか?
今回はその理由を3つにまとめてみました!
理由その1:専属のキムチ職人が作っているから
スーパーマーケットで売られているキムチと聞くと、工場生産されたものを想像しませんか?
Hマートカリヒ店のキムチの最大の違い、それは専用のキムチ工房が併設されており、専属のアジュンマが1つ1つ手作りしているハンドメイドキムチなのです!
アジュンマとは韓国語で”おばさん”という意味で、親しみを込めてそう呼ぶよ!
同じレシピで作ったとしても、作り手が変わればその味も変わると言われている繊細なキムチ作り。
専属のキムチ職人がずっと作り続けていることで、その味に定評のがあるのですね。
Hマートカリヒ店のキムチ売り場
ちなみにこの手作りキムチが売っている場所は、Fish Zoneと書かれたコーナーにあります。
これがまたすごい種類のキムチ!
左上から白菜の浅漬けキムチ、キュウリのキムチ、カクテキキムチ。
左下はお惣菜類で、ワカメの和え物、おでん炒めなど…すごい〜!
実は別の場所にある生鮮品コーナーにもキムチが売っていますが、そちらは工場生産の既製品でして、Hマートカリヒ店の手作りキムチではないんです。
上の瓶に入ったキムチはマッキムチ(白菜の浅漬けキムチ)で3L 25.99ドルでした。
そして袋に入ったキムチはポギキムチ(株のままの白菜キムチ)で27.99ドル。
量の記載はなかったのですがこちらの方が多く見えました。
他にもオイキムチ(キュウリのキムチ)があったり、ヨルムムルキムチ(大根の葉の水キムチ)があったりと本当に種類豊富。
サイズは写真の半分くらいもの、1/4くらいのものもありましたが、圧倒的に大きいサイズが多かったです。
買っている人もたくさんいらっしゃったので美味しいことは美味しいのだと思いますが、こちら側に売られているキムチは噂の手作りキムチではないのでご注意ください。
手作りキムチをお求めの際は、こちらのFish Zoneを目印に行ってみてくださいね。
理由その2:30年以上続いている韓国スーパーのこだわりキムチだから
この日訪れて、キムチ売り場の前でどれを買おうか迷っていたところ、店員さんが「あなたたち見ない顔ね、初めて?」と話しかけてくださいました。
しばらく日本に住んでいたので15年ぶりくらいに来たんですよ、クイーンズの時に。
そりゃー随分とご無沙汰だったわね!
今日は母に勧められて久しぶりにキムチを買いに来ました。
そうだったのね〜あの時からずっと同じ人が作っているのよ、だから相変わらずとってもおいしいわよ!
キムチは、漬ける人によって味が変わる繊細で奥の深いもの。
同じレシピで作ったとしても、全く違う味ができると言われているほどなんです。
そんな繊細な作業が必要なキムチ作り、Hマートカリヒ店では、長年同じアジュンマがキムチ作りを担当していることが人気の秘密なんですね。
Hマートに改名する前のクイーンズスーパーマーケット時代からずっと同じ人だなんてすごすぎる!
今回味見をさせてくれた店員さんも長年このHマートカリヒ店にお勤めで、常連さんの顔も覚えているんだそうです。
ハワイ在住の韓国人が親世代から通っているからこそ、おうちの味にもなっているHマートカリヒ店のキムチ。世代を超えて愛されているんでしょうね。
理由その3:手作り本格キムチなのに良心的な価格だから
そんなこだわりの手作りキムチ…それなりのお値段するんでしょ?
私も最初はそう思いました。
ハワイはただでさえ物価が高いので、価格とっても気になるところ。
これは1.54LB(約700g)で9.22ドルです。
日本のキムチは、スーパーで売られている工場生産のものでも、320gほどで350~400円から売られています。
手作りのキムチが売られている専門店になるとこの量でしたら1,000円を超えるので、そう考えてもかなりお値打ちなのです。
こんなに種類がたくさんなるので好みのキムチがきっと見つかるはず!
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韓国人の義母がオススメする理由がわかった
「味見してみる?」とお店の方の好意で、味見させていただきました、マッキムチ。
うーーーーわーーーーめちゃくちゃおいしい!
マッキムチとは、冬場に仕込むような本格的な株のキムチじゃなくて、最初に白菜を切ってからヤンニョムに和える簡易キムチなので、ちょっと発酵が浅い味なのですが、ヤンニョムの味が奥深くて美味しかったんですよ。
マッキムチ 1.43LB(約650g)で8.57ドルでした。
手作りだし物価高も相まってきっと高いんだろうな〜と思ったら割と良心的な価格でした。
日本で買っていた宗家キムチは確か300gちょっとで400円前後だったのでおんなじくらいの感覚です。
ちなみにこれがHマートカカアコ店のキムチ。
今回購入したものと同じくらいの量で、価格は同じくらいです。
食べた感じはHマートカカアコ店の方がもう少し魚介の味がつよくて、甘みが少なめ…といった印象です。
もちろん十分美味しいのだけど、比較するとカリヒ店のキムチに甘みと旨味をより感じました。
ヤンニョムの旨味が堪らない〜!
ちなみに、隣の黒いものは何かというと、マイラブ、ミョンイナムル(ギョウジャニンニクのナムル)0.5LB(約225g)4.00ドルです。
日本でとにかく手に入れることが難しくてですね、これを買いに新大久保に行ってたくらいです。そんなミョンイナムルが手作りのものを買って食べられる日が来るなんて〜。
ミョンイナムルは普通に食べてももちろん美味しいんですが、焼いたお肉とのマリアージュが堪らないのです。
サムギョプサルにちょこっとわさびを乗せてミョンイナムルでクルッと巻いて食べるともう絶品です。
ソウルで食べたサムギョプサルのミョンイナムル巻き。やたらと美味かった。
— ジャポニスタン (@japonistan) January 2, 2021
#在日のツイート pic.twitter.com/YPQIcEr0ec
ミョンイナムルは行者ニンニクの醤油漬け?で肉に巻いて食べるとうまうまなのでみんな食べてみてね pic.twitter.com/bfPAoDaAy4
— たそ (@onepi0423) June 15, 2021
次の休みはサムギョプサルを買いにコストコに行く予定です。笑
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Hマート カリヒ店 のアクセスと営業時間
Hマートカリヒ店の店舗情報は下記の通り。
Hマートカリヒ店の店舗情報
住所 | 010 Kaili St, Honolulu, HI 96819 |
電話番号 | +1(808)847-1155 |
営業時間 | 8:00〜21:00 |
駐車場 | 無料 |
支払い方法 | 現金・クレジットカード |
営業時間は朝8:00~夜9:00です。
Hマートカリヒ店の場所
ワイキキ → Hマートカリヒ店のアクセス(車)
ワイキキから空港方面に車で20分ほどです。
コストコ・イヴィレイ店(ワイキキから一番近いコストコ)からさらに5分ちょっと車を走らせると行けますね!
ファーリントン高校の横にあるよ!
その説明ではそれがどこだか分からない。笑
ワイキキ → Hマートカリヒ店のアクセス(バス)
バスで行く場合は42番バスに乗車すれば乗り換えなしで行くことができます。
Dillingham Bl + Mokauea Stにて下車後、徒歩9分ほどで到着できますが、観光の方は特に用がなければほとんど訪れない場所な上、カリヒ方面は治安も心配なので、もし訪れる場合は昼間の明るい時間の方が良さそうです。
Hマート カリヒ店は Hマート オフィシャルストアではない?
Hマートはアメリカ本土で展開する韓国系のアジアンスーパーマーケットなのですが、ハワイへは2020年に進出しました。
Hマート公式ホームページを見るとハワイには現在カカアコ店とパールシティ店しか記載がなく、カリヒ店は記載がないんですよね。
クイーンズスーパーマーケット時代からオーナーが変わったと言っていましたが、本家のHマートと若干営業形態が違うようで、お会計の時もHマートでポイントが貯まるメンバーシップカードの提示を求められませんでした。
カカアコ店でも同じキムチが買えればいいのにな…と淡い期待を寄せていたのですが、残念ながらその手作りキムチはこのHマートカリヒ店でしか手に入らなそうです。
ということでお買い上げすることにしました。
他にはこんなもの買ってみました。
今回の購入品
- マンドゥ 11.99ドル
- マッグクス(蕎麦粉麺)7.99ドル
- ごま油5.99ドル
- 韓国海苔のふりかけ1+1で2.99ドル
- 牛骨ラーメン2.99ドル
店内の商品はよくよく見ればお買い得商品がありますので、物価高はそこまで気にならない価格帯ではないでしょうか。
まぁ買ってもいいかな?と思うものを選んで買っています。
と、キムチを買いに行った目的ではありましたが、せっかく普段行かない韓国スーパーに行ってきたので、ちょっといろいろ購入+価格紹介もしてみました!
いかがでしたでしょうか。
ハワイで韓国人が認める絶品本格キムチは、Hマートカリヒ店の手作りキムチ!
カリヒはなかなかアクセスのしにくい場所ではありますが、一度車を走らせる価値あり!
機会があればぜひ一度食べてみてください。
今日はここまでです。Mahalo for visiting!
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